2017-12-05 第195回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
ただ、前々回の改定のときからこの薬価財源が医療費本体に回らずに、一旦、今はもう財務省でございますけれども、財務省の方にこの財源を持っていかれた上で診療報酬改定が行われたということで、それが我々の医療費本体については非常に大変な状況になってしまったということでございますけれども、こういったことが起こるというのは、医療というものが消費だというふうに考えられている。
ただ、前々回の改定のときからこの薬価財源が医療費本体に回らずに、一旦、今はもう財務省でございますけれども、財務省の方にこの財源を持っていかれた上で診療報酬改定が行われたということで、それが我々の医療費本体については非常に大変な状況になってしまったということでございますけれども、こういったことが起こるというのは、医療というものが消費だというふうに考えられている。
その結果、薬価財源が切り離されたんじゃないかという話も聞きますし、最終版の大臣との合意文書では、なぜか唐突にうがい薬単体処方の保険適用禁止みたいなものが文章化されていたり、大変関係者の中でも違和感を感じたと思うんです。
その二千億の部分は、消費税が上がる部分による対応として診療報酬に手当てする部分と、それ以外に、まさに、この後議論もさせていただきたいんですが、大臣が、きのうも閣議後の会見で、例えば救急について、これはちょっと、薬価財源をどうするかというのはこの後議論させてもらいますが、いずれにしても、しっかりと診療報酬上の対応をしていくと。それは、今御答弁された二千億円とは別という理解でよろしいですね。
その前提でお話をさせていただきますが、今、私は、薬価財源を医科本体あるいは全体のネットでの改定財源に充当するということを一〇〇%是とするかどうかというのは、私の中にもそれは考えがございます。